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様々なゲーム情報・攻略などを主の独断と偏見を込めて書き連ねるブログです

なぜBF2042はここまで評価が低いのか?見えてくるのは運営の自己満足と開発不足

BF2042は前作のBFVから3年振りのバトルフィールドシリーズの新作であり、BF4以来の現代戦ということもあり、発売前から非常に注目を集めたタイトルでした。

しかし、蓋を開けてみると、あまりの出来の悪さに新規のユーザー、シリーズファンからも酷評されています。

今回は、ここまで期待されていたBF2042がなぜここまで評価が低いのかを分析してみたいと思います。

※発売当初から思ってたことをまとめています。今このタイミングでこういう記事を作成しようと思った理由としては、ネガキャンにすらならないレベルでゲーム自体が叩かれているからです。自分の考えをまとめつつ、今後のBF2042に期待をするためにあえて厳しい意見を書かせてもらっています。僕はバトルフィールドシリーズがFPSでは一番好きです。

※この記事を作成したのは2022年2月26日です。現在では一部アップデートにより改善されている部分が多いです。ただマップについては改善されていないマップが多いため、記事内で指摘していることが当てはまると思います。

 

時間のあるときにはゲーム配信をしながら、様々なゲームを楽しんでいます。配信にも来ていただけたら嬉しいです。

 

圧倒的なバグの量

発売後にアップデートで直せばいいと思ってるかのような現状

まず、プレイ感を損なうレベルのバグが多すぎます。

発売当初より、蘇生関連のバグ・ロードアウトの変更関連のバグ・弾抜けなど、快適なプレイとは程遠いような現状がありました。

 

BF2042だけの話ではないと思うのですが、「発売後にアップデートで直せばいい」と思っているのでしょうか?

発売までに、調整やデバックが間に合っていないゲームがあまりにも多いと思います。プレイヤーはデバッカーではないですよ?

 

現在では、発売当初よりバグは少なくなってきていますが、時すでに遅し感はありますね。

 

最適化不足

PCに対しての最適化が進んでいない

現状、PC版の最適化不足が顕著です。最新のCPUやGPUでPCが組めている人であれば動作はするんでしょうけど、聞くところによると人が密集するエリアでは120FPSが安定してでていないとか。

BFに関しては独自エンジンの「Frostbite(フロストバイト)」を利用しててるのですが、非常に扱いの難しいエンジンらしく、最適化の部分でだいぶ苦戦しているようです。

 

特にGPUの使用率がなかなか上がらない問題は発売当初から今に至るまでずっと続いてます。

※グラフィックボードのパワーをきちんと使い切れていない状況って思っていただいていいです。

 

動作の安定という点だけでいうのであれば、コンシューマー機の方が安定しているのでは?と思います。

 

128人対戦が悪い意味で作用している

128人対戦と64人対戦での密集エリアの戦闘を比較した際に明らかにフレームレートが下がります。

 

処理する部分が増える為、下がるのは当たり前だと思いますが、それでも下がり方があまりにも大きいです。

 

今作の目玉である128人対戦モードのプレイ感が悪く感じるのはこのことも原因かと思います。

 

発売当初、64人対戦がPC・PS5・Xbox Series X/Sでは実装されておらず、PS4Xbox Oneのみでの実装だったわけですけど、旧世代機のPS4Xbox Oneの方が動作が安定していると一時期話題でしたw

 

人数に対する処理が全く最適化できてないのが今のBF2042の現状なんだろうと思います。

 

最低最悪なマップデザイン

直そうにもあまりにも悪すぎて直しようがない

今作の中で僕が最大の問題だと思っているのがマップデザインの悪さです。

正直、この部分が酷過ぎてどんなにバグを直し、最適化をしてもゲームの評価が根本から変わることはないと思います。

 

まず、全体的にチープです。フルプライスのゲーム、バトルフィールドシリーズでここまでクオリティの低いマップを実装できるなんて・・・

ギャグセンスが高すぎると思います。

 

過去一で臨場感がないです。戦場にいるという体験をまるでできない。

 

バトルフィールドライクのゲームをインディーメーカーが3000円で作りました」と言われたら納得できるマップデザインをしています。

 

オブジェクトが無さすぎる・射線を切れない

BF2042はFPSゲームです。FPSゲームの醍醐味は「撃ち合いの駆け引き」にあると思います。

現状のマップにはオブジェクトが少なく、射線を切れるものがあまりにも少ないです。

 

開けた空間が多く存在しており、前線を押し上げることが難しいと感じる場面が多いです。ゆえに遠距離から敵を待つような戦術が強くなり、ゲーム全体のスピード感も損なう原因にもなっています。

 

また存在するオブジェクトも作り込みが甘いものが多く、ここにもチープさを感じてしまう要因があるように思います。

 

無駄なエリアが多すぎる・広すぎるマップ

BF2042には何のために存在しているのか分からないマップ内のエリアが多く存在しています。

 

拠点があるわけでもない、オブジェクトがあるわけでもない、ゲーム進行上絶対に必要なエリアではない、何を意図して作った場所なのか全くわからない場所があまりにも多すぎます。

 

そしてマップがめちゃくちゃ広すぎます。

想像の3倍ぐらい広いです。

 

開発が発売前に話していたことの中に、

「今作は128人対戦で人数が前作より2倍になったので、マップも縦に2倍、横に2倍と広くしました!」

みたいなこと言っていたの聞いたことがあったのですが・・・やばいですよねww

 

縦2倍、横2倍にしたら総面積は4倍になるんですが・・・・w

※この話を聞いたときに「このゲームだめかもしれない」と思ったのは内緒

 

コンテンツ不足で何をして楽しめばいいのか分からない

メインモードは「コンクエスト」「ブレイクスルー」の2種のみ・・・

発売当初から、BF2042のメインモードは2つのみです。

 

たったの2つですよ?www飽きるにきまってます。

ゲームモードも少なく、クオリティの低いゲームをやりたい人なんて余程の物好きしかいないと思います。

※ちなみに僕はウィークリーを欠かさずやるぐらいのプレイ頻度ではあるので、余程の物好きには分類されそうです。

 

歴代のBFには様々なゲームモードがありました。

公式のサーバーとして、常設するぐらいのことはしてもいいんじゃないかとは思いました。

 

ポータル・ハザードゾーンが全く息をしていない

プレイヤー独自のゲームモードや、ゲームルールに設定可能な「ポータル」、タルコフのようにエリアからの脱出を目標に争う「ハザードゾーン」というBF2042にはメインとも呼べるコンテンツがほかに2つもあります。

 

ただ残念なことにどちらにも人がほとんどいません。

 

「ポータル」の問題は運営のしにくさにあると思います。観戦モードがないことより、チーターに対する抑止力にはなりませんし、かゆいところに手が届かない設計になっているので使おうにも使いにくい部分が多すぎます。

「ハザードゾーン」はそもそもBFユーザーはそんなゲーム性のものを望んでないです。

 

BF2042は現状、メインモードの「コンクエスト」「ブレイクスルー」を遊ぶためだけのゲームといっても過言ではありません。

 

【まとめ】運営のやりたいことを押し通し過ぎた過去一の駄作

バトルフィールドシリーズは前作の良いところをすべてぶっ壊す

基本積み上げません。スクラップ&ビルドしかする気がないのがDICEのやり方です。

 

だからこそあえて今回は声を大にしていいたい。

もうそろそろ、そういうことするのはやめにしませんか?

ユーザーの求めているのは、過去作から正統進化です。

新しい体験ももちろん大事だとは思いますが、全てを新しくすることで既存のユーザーをすべて失うゲーム作りは「バトルフィールド」というIPの価値を損なうだけです。

 

個人的には今作がバトルフィールドシリーズの今後の為にも重要な作品になると思っていました。だからこそ、この出来は怒りを通り越して、呆れています。

 

僕たちが求める圧倒的なゲーム体験のできるバトルフィールドは今後出てくるのだろうか・・・・?